なぜまたモラハラ男を選んでしまうのか?同じ恋愛を繰り返す心理

「もうあんな人は選ばない」
そう思っていたはずなのに、
気づくとまた同じような関係になっている。
・最初は優しかった
・前の人とは違うと思った
・今度こそ大丈夫だと思った
それなのに、時間が経つと
相手はだんだん支配的になり、
気づけばまた傷つく関係になっている。
こうした経験をすると、
多くの人がこう思います。
「私の見る目がないのかもしれない」
ですが実際には、
これは 性格や見る目の問題ではありません。
人の心の中には、
人間関係の「感じ方のパターン」があり、
それが無意識のうちに働くからです。
少し整理してみましょう。
前とは違うタイプを選ぼうとしているんだけど
同じことを繰り返す人の多くは、
実は 前と同じタイプを選ぼうとしているわけではありません。
むしろ逆です。
多くの人は、こう考えます。
・今度は優しい人にしよう
・今度は大人しい人にしよう
・今度は怒らない人にしよう
つまり、
前とは違うタイプを選ぼうとしている。
それでも結果として
似たような関係になってしまうのです。
これはなぜでしょうか。
モラハラの人は最初はそう見えない
まず大きな理由のひとつは、
モラハラをする人は、
最初からその本性を見せないということです。
むしろ最初は、
・とても優しい
・理解がある
・あなたを大切にしてくれる
そんな人に見えることが多い。
だからこそ
関係が深くなってから初めて
支配や否定が始まります。
つまり
最初に見抜くのは簡単ではないのです。
心の中の「慣れた関係」とは?
もう一つ大きな理由があります。
それは
人は慣れている関係に安心を感じてしまう
という心の働きです。
たとえば
・親の顔色を見て育った
・怒らせないように気を使ってきた
・自分の気持ちを後回しにしてきた
こうした経験がある人は、
無意識のうちに
「相手に合わせる関係」
「我慢する関係」
を自然なものとして感じやすくなります。
すると出会いの場面でも、
・少し強い人
・少し支配的な人
・自分より上に立つ人
に違和感を感じにくいのです。
逆に
・対等な人
・優しすぎる人
・干渉しない人
に対しては
なぜか「物足りない」と感じることもあります。
これは不思議ですが、
人の心は 慣れている関係を安心と感じる
という特徴があります。
「同じタイプの人を選んでいる」のではない
ここで大切なのは、
同じタイプの人を選んでいるわけではない
ということです。
選んでいるのは
「同じタイプの男性」ではなく
同じ関係のパターン
なのです。
つまり
・相手を優先する
・自分を後回しにする
・相手の機嫌を気にする
この関係の形が
自然に作られてしまう。
すると、
どんな相手と付き合っても
似た関係になってしまう可能性があります。
本当に変えるべきものとは?
だから本当に変える必要があるのは
相手選びだけではありません。
変える必要があるのは
・人との距離の取り方
・自分の気持ちの扱い方
・関係の境界線
です。
ここが変わると、
不思議なくらい
・付き合う人が変わる
・人間関係のトラブルが減る
・自分を大切にできるようになる
という変化が起きてきます。
最後に
同じような関係を繰り返してしまうと、
「また失敗した」
「私はダメだ」
と思ってしまうかもしれません。
でもそれは
あなたの弱さではありません。
ただ、
心の中のパターンがまだ気づかれていないだけ
なのです。
そのパターンに気づくことができれば、
人間関係は少しずつ変わっていきます。
そしていつか、
「今までとは違う関係」
を作れるようになります。

