🌿 自分の気持ちがわからない…そんなときに役立つ“心のコンパス”の見つけ方

— 図書館の番人からの気づき⑪ —

「どうしたいのかわからない…」
「本当の気持ちが自分でもわからない…」

そんなふうに感じたことはありませんか?

今の夫婦関係に悩んでいる人ほど、
“自分の気持ちがわからなくなる” という状態がよく起こります。

今日は、そんな迷いの中にいるあなたのために、
自分の気持ちをそっと見つける“心のコンパス”のつくり方をお話ししますね。


🪞 1. なぜ“自分の気持ち”がわからなくなるのか?

図書館の片隅で、あなたはこぼします。

「離婚したいのか、したくないのか…
自分でもわからなくなるんです。」

番人は静かにうなずきながら言います。

「それはね、“心が弱いから”ではありませんよ。
長年の生き方のくせなんです。」

自分の気持ちがわからなくなる背景には、こんな理由があります。

  • 人の気持ちを優先する習慣が身についていた
  • 空気を読むことで家庭の安全を保っていた
  • 感情を押し込めるほうが楽だと思ってきた
  • 怒られる、責められるのが怖かった
  • “本音より調和を選ぶ”ことで生きてきた

あなたが弱いからではなく、
子どもの頃のあなたが一生懸命生き抜いた結果なんです。

だからこそ、責めなくて大丈夫。


🧭 2. “心のコンパス”とは――心の方向を示す道具

自分の気持ちがわからなくなったとき、
まず必要なのは 「答えを出すこと」ではなく、「方向を確かめること」 です。

その役割をしてくれるのが、
ここで言う “心のコンパス” です。

番人は古い引き出しから、小さな羅針盤を差し出します。

「方向さえわかれば、急いで歩かなくてもいい。
止まってもいい。迷ってもいい。
でも、自分の“北”だけは見失わないでほしいんです。」


🌤 3. 心のコンパスをつくる3つのステップ

ここからは、あなたが今日からできる“心のコンパス”作りを紹介します。


ステップ①:身体の声を先に聞く

気持ちがわからないとき、
実は身体はすでに反応していることがあります。

  • 胃が重い
  • 呼吸が浅い
  • 顔がこわばる
  • 肩が緊張する
  • 頭が痛くなる

身体の反応は、心の反応より正直。

まずは心ではなく身体に聞きます。

💬 心のつぶやき
「今、私の身体はどう感じてる?」

身体が“NO”のサインを出していたら、
心も同じ方向を向いていることが多いんです。


ステップ②:感情をラベルにしてみる

いきなり「本音は?」と聞かれると難しいので、
まずは“感情”をラベル化します。

例:

  • 不安
  • 寂しい
  • 怒り
  • 悲しい
  • 疲れている
  • 淡々としている

名前をつけるだけで、心は整理を始めます。

💬 心のつぶやき
「私は今、何を感じている?」

感情は“悪いものではなく、コンパスの針”です。


ステップ③:その奥にある“願い”を見つける

感情のさらに奥には、
小さな “願い” が隠れています。

  • 不安 → 安心したい
  • 寂しい → 大事にされたい
  • 怒り → 理解されたい
  • 悲しい → 誰かに寄り添ってほしい

この“願い”こそが、あなたのコンパスの“北”になります。

💬 心のつぶやき
「私は、本当は何を望んでる?」

この問いに、答えが出なくても大丈夫。
問いを持つこと自体が、コンパスの針をつくっているんです。


🕊 4. 今日からできる小さな“心のコンパス・ワーク”

今日から、ほんの少しだけ試してみてください。

  • 朝、手を胸に当てて「今日はどんな気持ちでいたい?」と聞く
  • 夜、1行でいいので「今日感じたこと」を書く
  • 不安を感じたら「これは過去?今?」とつぶやく
  • 決められないときは“答えを出さない”を選んでみる

小さな習慣ほど、心をやわらかく整えてくれます。


💖 まとめ

  • 自分の気持ちがわからなくなるのは“弱さ”ではない
  • 過去の経験で心が守ってきた“生き方のくせ”
  • 心のコンパスは「身体 → 感情 → 願い」でつくる
  • 答えを出す必要はない。方向がわかれば十分

図書館の番人は、微笑んであなたに言います。

「大丈夫。
心のコンパスは、誰の心にも必ずあるんです。
あなたがゆっくり取り戻せばいいだけ。」

今日も、小さな一歩を大切にしてあげてくださいね。