気づかないうちに身につけた “子どもの頃の役割”|大人の生きづらさのルーツ

🌸 このシリーズについて

子どもの頃に身につけた“役割”は、その時のあなたが安心して生きるための 小さな知恵 でした。

ここで使われる「ヒーロー」「ピエロ」などの呼び方は、 あなたを責めるためのものではなく、心のパターンを優しく理解するための言葉 です。
これは、あなたを責めるためのものではありません。

どうかリラックスして、読み進めてくださいね。

子どもの頃の私たちは、
ただ愛されたくて、安心したくて――
気づかないうちに「がんばり方」を覚えていきました。

それは誰かに言われたわけでもなく、
意識して始めたわけでもありません。

家の空気が少し不機嫌になると、
笑顔を作ったり、静かにしてみたり。
そのほうが家の中が落ち着くことを、
小さな身体と心で察していたのかもしれません。


🕊 愛されることが“生きること”だった

子どもにとって「愛される」ことは、
ただの感情ではなく、生き延びるための本能 です。

愛されなければ、守ってもらえない。
抱きしめてもらえなければ、安心できない。

だから幼い私たちは、
「どうすれば愛されるか」を、
言葉より早く、肌で覚えていきました。

その方法こそが、
あなたが無意識のうちに身につけた “子どもの頃の役割” です。


🌱 無意識のうちに引き受けた「7つの役割」

  • みんなの期待に応える【ヒーロー】
  • 明るさで場を和ませる【ピエロ】
  • 家族を支える【ケアテイカー】
  • 問題を引き受ける【スケープゴート】
  • 静かに存在を消す【ロストチルドレン】
  • 甘えで愛される【マスコット】
  • 争いを止めようとする【仲裁者】

どの役割も“間違い”ではなく、
そのときのあなたにとって 一番安全な生き方 でした。

それは「家族を助けるため」であり、
同時に「自分の心と命を守るため」でもあったのです。


💫 親もまた、自分の親から影響を受けていた

親にも、そのまた親から受け継いだ傷や、満たされなかった思い、未解決の課題がありました。
だからといって、あなたが受けた苦しみが正当化されるわけではありません。

ただ、この“背景”を知ることで、
「私のせいじゃなかったんだ」
と少しずつ理解しやすくなります。

あなたが背負ってきた役割は、
弱さでも欠点でもありません。
脈々と続く家族の歴史の中で、子どもなりに必死に身につけた “生き抜くための知恵” だったのです。

🌷 このシリーズでお伝えしたいこと

そして、このシリーズでは、
あなたが無意識のうちに背負ってきた「子どもの頃の役割」を、
ひとつずつ丁寧に見つめていきます。

その役割は、
その場を少しでも穏やかにするために必要だった“当時の方法”です。
でも、今のあなたはもう、
その役割がなくても生きられるほどの力を持っています。

過去を責めるためではなく、
これからの人生を軽く、自由にしていくために。
どうか、自分の心のパターンをそっと理解する時間にしてください。

🔖 次回の記事

ヒーロー(優等生タイプ)・・についてお伝えします


💬 最後に

愛されるために、あなたは本当によくがんばってきました。
それは間違いではなく、すばらしい生きる力です。

でももう、
愛されるためにがんばり続けなくて大丈夫。

これからは、
そのままのあなたで安心して生きられるように、
“がんばらない練習” を一緒に始めていきましょう。