子どものために離婚を迷うときに考えたいこと①:あなたと子どもの未来を守る視点
— 図書館の番人からの気づき⑥ —
「子どものために…」と思うほど、離婚の迷いは深くなります。
まずは“今すぐ決める”のではなく、あなたと子どもの未来を守るために大切な視点を一緒に整理していきましょう。

“子どものために離婚できない”って、ずっと思ってしまうんです。

その気持ち、とても自然ですよ。
子どもを大切に思うからこそ、迷いが生まれるんですよね。
1. 「子どものために離婚できない」と感じるのは自然なこと
離婚を考えるとき、多くの方が「子どものために…」と悩みます。
- 父親がいなくなると、子どもが寂しいのでは?
→ 学校の行事で「お父さんは?」と聞かれたら可哀そう… - 経済的に不自由をさせてしまうのでは?
→ 習い事や進学を諦めさせることになるかも… - 周囲から片親家庭だと見られるのでは?
- 子どもの成長に悪影響があるのでは?
どれも親として自然な思いです。
むしろ「子どものために」と考えられること自体が、すでに深い愛情のあらわれなんです。
2. 子どもが本当に必要としているのは「父親の肩書き」よりも“安心感”

やっぱり“父親の存在”そのものが大切なんですよね?

もちろん父親の存在には意味があります。
ですが、心理学の研究では、子どもが本当に必要としているものは次の3つと言われています。
- 安心して眠れる家庭の空気
- 自分を受けとめてくれる大人が「一人でも」そばにいること
- 親が落ち着いて関われること
つまり、
父親・母親という“役割名”よりも、生活の安全と心の安心が最優先なのです。
3. 迷いを整理する“境界線”の視点
境界線の視点は、あなたの迷いを「責める」のではなく
本当に守りたいものを浮き彫りにする道具です。
- 父親が必要だから離婚できない?
→ 役割ではなく「子どもの安心」が最優先。 - 周囲に“可哀そう”と言われるのが怖い?
→ 他人の評価はあなたにはコントロールできません。 - 夫が怒るから私が我慢したほうがいい?
→ 怒るのは相手の選択であり、あなたの責任ではありません。
👉 境界線の視点を持つと、「何を守りたいのか」が見え始めます。
4. 今日からできる、小さくて優しい実践
- 子どもに「今日、楽しかったこと」を聞いてみる
- 子どもの笑顔を見つけたら、ノートに書き留める
- 自分自身に「今日は私、安心できていたかな?」と問いかける
- 信頼できる人に「子どものことが心配で…」と話してみる

子どもへの愛情は、あなたが“安心しているとき”に最もよく伝わりますよ。
まとめ:あなたの安心は、子どもの安心に直結しています
子どものために離婚を迷う気持ちは、尊く、自然で、深い愛情から生まれるもの。
その気持ちを否定する必要はまったくありません。
ただし、
「自分を犠牲にすること」が、必ずしも子どもの安心につながるとは限りません。
子どもの幸せを願う気持ちと同じくらい、
あなた自身の安心と笑顔も“大切にしていいもの”なんです。

あなたの安心は、子どもの安心そのものです。
少しずつ、一緒に整理していきましょうね。


