嫌われたくなくて断れない…NOと言えない私がラクになる“優しさと我慢の境界線”の整え方
— 図書館の番人からの気づき⑨ —
「NOと言えない…」
そんな自分を責めてしまったことはありませんか?
優しい人ほど、相手を傷つけたくなくて我慢してしまいがちです。
でも、優しさと我慢は同じではありません。
今日はその違いを、いっしょに見ていきましょう。

断れないんです…。頼まれると“NO”って言えなくて。
優しさなのか、ただ我慢しているだけなのか、わからなくなるんです

その迷い、とてもよくわかります。
“優しさ”と“我慢”は似て見えるけれど、心への影響はまったくちがうんですよ。
1. NOと言えない時に心の中で起きていること
「NO」が言えないとき、心の中ではこんなことが起こりやすいです。
- 嫌われたくない
- 「わがまま」と思われるのが怖い
- 断ったら関係が壊れそう
- 頼られることで自分の価値を感じる
👉 どれも自然な思いです。
でも積み重なると、“私ばかりが我慢している…”という疲れにつながります。
2. 優しさと我慢の違い(境界線の基本)

優しさと我慢って、どう違うんですか?

大きな違いは“自分の気持ちを大事にしているかどうか”です
- 優しさ:自分も無理がなく、相手を思いやってできること
- 我慢:自分の気持ちを押し殺して、相手のために犠牲になっていること
→ 👉 優しさは関係を育てるもの。我慢は関係をすり減らすものです。
3. “優しさか我慢か”を見分ける3つの質問
- Q1:その行動のあと、私は心地よい?疲れる?
→ 心地よいなら優しさ。疲れるなら我慢。
💡 ワーク:心の中で「今の私は疲れてる?温かい?」と聞いてみる - Q2:相手の気持ちだけじゃなくて、“自分の気持ち”も大切にできてる?
→ 自分の気持ちが置き去りなら我慢のサイン。
💡 ワーク:一言「私はどう感じた?」とノートに書いてみる - Q3:断ったら関係が壊れると思ってる?
→ 断れない関係は“安心できる関係”とは言えません。
💡 ワーク:「もし断ったら、この関係どうなる?」と想像してみる
4. 今日からできる小さな「NO」の練習
NOの練習は“特別な瞬間”ではなく、日常の小さなところから。
- コンビニの「袋いりますか?」→「いえ、いりません」と言ってみる
- 誘いを断るとき「ごめんね」ではなく→「ありがとう、でも今回は大丈夫」と言ってみる
- すぐ答えずに→「少し考えますね」と時間をとる

ほんの小さな小さな“NO”を積み重ねることで、“優しさと我慢の境界線”が自然に見えてきます。
まとめ
「NO」が言えないのは、優しさでもあり、怖さでもあります。
でも、自分を犠牲にすることは優しさではなく、ただの我慢。
あなたの気持ちを大切にすることは、
相手にとっても誠実な関わり方なんです。

優しさと我慢を区別できるようになると、
人との関係は驚くほどラクになりますよ。
少しずつ境界線を整えていきましょう。


