🌿「何がしたいかわからない」のは、長い間“自分を後回しにしてきた人”に起きる心の反応

「これからの人生を考えたいと思っても、
何をしたいのかがわからない」

「好きなことを聞かれても、すぐに答えられない」

そんな自分に、
もどかしさや不安を感じることはありませんか。

💭
・私って、何が好きだったんだろう
・本当はどう生きたいのか、思い浮かばない
・何かを始めたい気はするのに、方向が見えない

でも実は、この状態、
けっしておかしなことではありません。
むしろ、とても自然な心の反応なのです。


🧠 自分がわからなくなるのは、弱いからではありません

長い間、

・周りの期待に応える
・空気を読む
・家族を優先する
・波風を立てない

そんなふうに生きてきた人ほど、
自分の気持ちを後回しにすることに慣れていきます。

それは「我慢が多い性格」だからではなく、
大切な人間関係を守るために身につけた知恵でした。

心はこう学習します。

「自分の気持ちより、相手に合わせる方が安全」
「本音より、役割を果たす方がうまくいく」

そうして少しずつ、
「私はどうしたい?」という問いを
使わなくなっていくのです。


🌱 感情をしまい込むと、「願い」も見えにくくなる

つらい時、我慢が必要な時、
人は無意識に感情を小さくして、
考えるより「こなす」モードに入ります。

それは心が壊れないための、
とても賢い自己防衛です。

でもその状態が長く続くと、

・好き
・嫌だ
・楽しい
・悲しい
・こうしたい

といった感覚も、
少しずつ音量が下がっていきます。

だから、

「何がしたいかわからない」

というのは、
心が止まったわけではなく、


長い間、感じることをお休みしていただけ
なのです。


🕊 「わからない」は、回復のスタート地点

実は、

「わからないなあ…」と感じ始めた時こそが、
心がもう一度、自分の方を向き始めたサインです。

ずっと外ばかり見ていた意識が、
そろそろ内側にも目を向けてみようか、
と言い出したようなもの。

いきなり
「やりたいことを見つけなきゃ!」
と焦らなくて大丈夫です。

まずは、

・今、何に疲れている?
・何を我慢してきた?
・どんな時に、少しホッとする?

そんな小さな感覚を
拾い集めるところからで十分です。


✨ 自分を取り戻すプロセスは、とても静かに始まります

自分の人生を取り戻すというと、
突然やる気に満ちて、
夢がどーん!と降ってくるような
イメージがあるかもしれません。

でも実際は、とても地味です。

「これは、もう無理かも」
「こういう在り方、しんどいな」
「本当は、こうしてほしかったな」

そんな小さな本音が、
ぽつぽつ浮かび始めるところから始まります。

それは弱さではなく、
これからの人生を、自分の感覚で生き直す準備です。


🌸 次のステップへ

次の記事では、

「じゃあ、ここからどうやって
自分の人生を“私のもの”として
選び直していけばいいのか」

その最初の一歩を、
心理学の視点から、
やさしくお話ししていきます。

焦らなくて大丈夫。
あなたの心はもう、ちゃんと動き始めています。